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箱根強羅で人気の旅館「強羅花壇」宿泊記 食事のおいしさに身体も喜ぶ和食料理~朝食編~

強羅花壇朝食

今回は2021年夏頃に訪問した、箱根強羅花壇に宿泊した際の朝食についてです。 強羅花壇では、お食事は泊まったお部屋に仲居さんが用意をしてくださる部屋食となっています。まさに上げ膳据え膳でリラックスできるため、レストランやお食事処での食事や外食とは一線を画した体験です。

大満足の夕食編から、今度は1日の始まりを支えてくれる朝食編です。

1日の始まりは朝食から

前日に決めていた食事の時間に合わせて起床。この後、すぐに思わぬトラブルが発生しますがこれはまた別の機会に・・・

自宅にいる場合は、朝は白湯を飲んでコーヒーを飲むことがほとんどなのですが、

強羅花壇ではこちら

梅茶

梅茶での朝の一服から始まります。

梅の酸味・あられの香ばしさが、香りと味わいで身体に「起きて!」とささやくようです。

お料理の紹介

朝食は、夕食のようにお品書きなどはなくまとまって配膳されるので、順番に写真でご紹介します。

梅茶以外にも、フレッシュオレンジジュースをいただきました。

ここにさらにご飯・御味御汁・焼き魚・小鉢などが並びます。全部並んでいる写真は探してもありませんでした。

かなりボリュームのある朝食です。

自家製 湯豆腐

自家製の湯豆腐です。大豆の香りがして口当たりも柔らかい、美味しいお豆腐です。

塩昆布・塩・鰹節

湯豆腐には専用のポン酢醤油があるのですが、お塩や鰹節を乗せるのもおすすめ!

特に、こちらの塩と湯豆腐の相性は抜群でした。大豆の甘みを際立たせてくれるので、より純粋に豆腐の美味しさを感じたい場合はぜひお試ししていただきたいです。

塩昆布は、炊きたてのご飯でいただきました。

すこし甘めの梅干しとお漬物。

上蓋に強羅花壇の焼き印が押されたこちらには、何が入っているのでしょうか?

蓋を開けてみると、こちら小鉢に盛られた4種のおかずです。卵焼きはふっくらとしており、色も綺麗ですね。

肉味噌、白い御飯がいくらでも食べられます。

がんもどきの含め煮、出汁がしみたがんもどき。一口かじるとじゅわっと香りの良い和の出汁が口いっぱいに広がります。

こちらは私の選んだ焼き鮭です。油がのっていて、塩味も丁度良くご飯が進みます。

(朝食のお魚の種類は、前日にお部屋担当の方に伝えます。)

こちらは祖母の銀ダラ。こちらも油がのっていて美味しいということでした。

のりのお味噌汁

海苔のお味噌汁。

こちらの木の箱、一体何に使うのか・・・

蓋を開けると、海苔が入っていました。

ほんのり温かく海苔が1枚1枚パリパリとしていて、磯の香りが香しく感じます。

シンプルではあるものの、いつも以上に美味しい!

さらに海苔が乗っている台座をどかしてみると、炭の入った器が・・・

この小さな炭の熱で和紙越しに、海苔が温められる仕掛けとなっているようです。

調べて見ると「焙炉(ホイロ)」という名前で、室町時代より使われている道具で、お茶の葉や薬草・海苔などを乾燥させるために用いられていたようです。

今でもお蕎麦屋さんなどで酒肴として、焙炉で温めた海苔を山葵醤油などでいただくなんとも・・・なんとも乙なものです。

家庭用にも山本海苔店さんが販売されているようです。

自宅でもパリパリの海苔が楽しめるのは嬉しい! 家庭用の焼き海苔箱を色々調べて見ましたがどれも少しお値段がはりますね・・・

「焙炉(ほいろ)」気になった方は是非チェックしてみてください!

まとめ

のんびりと温泉ステイを楽しんだあとの朝食は、安定の日本食で美味しくいただくことができました。

あくまでどの付く素人の味覚ではありますが、ぜひ皆さんの素敵な旅行の参考にしていただけたらと思います。

美味しさ

朝食は、ボリュームも十分な和朝食。

油ののった柔らかい焼き鮭、肉味噌、おだしが光るがんもどき、どれも炊きたての白米が進むものばかりでした。

手作り湯豆腐も、お塩意外にも色々なおかずがありますので、オリジナルの組み合わせで味わっていただきたい一品です。

プレゼンテーション

普段の生活では、なかなかお目にかかる機会のない「焙炉」を使った海苔のサーブ、楽しめました。

朝食に関しては夕食と違い、器などもシンプルで安定性のある印象でした。

サービス

こちらの記事では言及していませんが、実はこの日の朝からトラブルが発生してしまいました。

その際にも、素早くご対応いただいたおかげで無事に朝食をいただくことができました。


お部屋食でいただいたためレストランなどの雰囲気の評価はなし。

施設の雰囲気

お部屋は綺麗な和室でした。和室ながら椅子テーブルを設置していただけたため高齢の祖母も無理なく食の席につくことができました。

また、テーブルも黒色のシックなもので花壇のマークもあり、お願いしてご用意いただいたとは思えないお部屋になじんでいて素敵でした。

コスト


箱根という場所柄もありお値段はそれなりにかかります。
今回は宿泊費込みの値段になりますが、52,620円/人ほど。

1泊お部屋でゆっくりして、懐石と朝食をお部屋で楽しめての2食つき、温泉にのんびりつかってこのお値段です。

ファミリー

小さなお子さま連れの場合は予約前にお子様のお食事に関して相談をおすすめします。

アクセス

強羅駅から徒歩3分ほどですのでアクセスは良いですね。

駅から近いながらも車でのお迎えがあるので、迷子になる心配や荷物の心配をしなくていいのが嬉しい。

以上が、強羅花壇でいただいた朝食の情報です!

夕食の紹介と違い、お品書きなどもなかったので、写真メインのご紹介となりました。

箱根の強羅花壇、ぜひ泊まってみたいけどお料理ってどうなの?と思っていた方など少しでも参考になれば幸いです。

では、また次回!

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